吉備高原ニューサイエンス館


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岡山県加賀郡にある吉備高原ニューサイエンス館に行って来ました。

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液体の磁気処理システムで「アモルファス金属を利用した水浄化」の装置です。
スイッチを押すと鉄粉の入った水がポンプで循環されます。
ハード磁石が手前にある時は、フィルターとして使用されているアモルファス金属繊維が磁化されて鉄粉を吸着するので水の透明度が上がります。

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「燃料電池」の装置です。
天然ガスやメタノールなどを改質して得られる水素と、空気中の酸素とを電気化学的に反応させ、直接電気を取り出すシステムが燃料電池です。
水の電気分解は水に電気を流すと水素と酸素を発生し、燃料電池は水素と酸素を利用して電気を作り「電球」が灯ります。

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「リン酸型燃料電池」の装置です。
天然ガスの改質ガスはそのまま燃料にできる、作動温度が低い、無公害であるなどの理由で開発が進んでいます。

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「太陽電池発電」の装置です。
「多結晶型太陽電池素子」「単結晶太陽電池素子」「アモルファス(非結晶)太陽電池」を使用して発電しています。
スタートスイッチを押すとランプが点灯してヘリコプターのロータが回転します。
右のジョイスティックを使って遮光板を左右に動かして遮るとロータの回転が遅くなったり止まったりします。

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手前にあるのは形状記憶合金で駆動するモーターです。
円盤に取付けられた形状記憶合金がお湯で温められて伸びる力と、空気で冷やされて縮む力で回転します。
(ヒーターの仕様は「水中用100V-500W」×2個でした)

奥にあるのは「2方向型形状記憶合金の花」の装置です。
スイッチを押すと、花は温風で暖められて開花します。
しばらくすると冷風に変わり、元のつぼみに戻ります。

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「モールス電信機」の装置です。
レバーをポンとたたくと「トン」、押し続けると「ツー」という音がします。
モールス通信は、このように文字を「トンとツー」に符号化して情報を伝達するシステムです。
たとえば、救難信号のSOSは「・・・---・・・」(トントントンツーツーツートントントン)で、もっとも簡単な符号の組合せで構成されています。

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光通信の展示で「光ファイバ」「光ファイバ画像伝送システム」「ベルの電話機」の展示解説装置です。

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スタートスイッチを押すと、「ゲートA」を通過したボールの色を「光ファイバーケーブルB」を通過して「カラーセラミックセンサーC」まで伝えます。
「カラーセラミックセンサーC」で3色のうちどの色かを判定し「ふりわけ円盤D」にその指示を出します。
ふりわけられたルートを球が転がります。

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1.8m×1.8mの正八角形の展示ステージの上のロボット(Robovie-X)3体が「ラジオ体操第一」の音楽に合わせてラジオ体操を踊ります。
ロボットは「体操の各動作」をうまく楽しく表現していました。
その他の研修レポートを見る。

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