009 小型竜巻発生装置(試作実験)

外観:φ約300×H約900(突起を除く)

●演出概要
・超音波霧化ユニットと送風ファン1台による小型の竜巻発生装置です。
 
●演出方法
1.容器に入れた水を超音波霧化装置で霧に変えます。
2.筒の下側から送風ファンで風を送り込みます。
3.筒内に沿って回転した気流が天井の風洞から抜け竜巻が発生します。
 
●演出結果
・竜巻が霧によって可視化されます。
 
●身の回りとの関連
・上昇気流
・トルネード
・漏斗
・渦

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持ち運び可能な小型の竜巻発生装置の可能性を探るべく試作実験を行ないました。
まずは常設展示の竜巻発生装置と同様に天井に送風ファンを付けて実験します。
下側の2ヵ所からの吸気の流速が速過ぎるのか寸胴の竜巻ができました。

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吸気口を大きくすると今度は吸気の流速が遅いのか竜巻が出来難くなってしまいました。

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2ヵ所あった吸気口を1ヵ所にして天井に付けていたファンを付けてみると竜巻が綺麗に細く速くなりました。

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