031 ポータブル自転車発電装置

※イラストはイメージです。

 外観(自転車発電機):W約550×D約900×H約1,200 ・(キャリングケース):W約740×D約260×H約510
※キャリングケースは自転車発電機以外のノートPC・モニター・プリンター・I/Fユニット・インバーター・ケーブル等を収納します。

 ●演出概要(展示目的)
・小規模な移動展や特別展に対応したポータブル型の自転車発電機です。
・発電機のペダルを漕いで発電した電気の量を液晶モニターに数値やグラフで表示します。
・発電結果をプリンターで印刷して持ち帰ることが出来ます。

●演出方法(展示方法)
・体験者が自転車発電機にまたがり、係員がノートPCを操作して計測を開始したらペダルを漕ぎます。

●演出結果(展示効果)
・モニターに「現在の発電量」「総発電量」「発電量グラフ」「残り時間」が表示されます。
・コンセントに家電製品を接続して稼動させることができます。(※1)
・計測が終了したら係員がノートPCを操作して発電結果(※2)をプリンターで印刷します。
※1:負荷用の家電製品は体験者の体力に合わせたワット数にすることをお勧めします。100Vコンセントにするためのインバータは発電電圧が一定(9?15V)のときのみAC100Vを出力するため発電量に対する家電製品の稼動のリニア感はありません。
※2:発電結果は「あなたの総発電量」「本日の最大発電量」「本日の最低発電量」「本日のランキング」「発電量グラフ」。

●身の周りとの関連
・発電機
・自転車
・エルゴサイザー
・エアロバイク

 

 


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今回の自転車発電機は市販のエルゴサイザーを人力発電機に改造して販売しているメーカーから購入しました。

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自転車発電機でどれくらいの発電ができるのかを自動車用ACインバーターと家電製品を接続して検証実験を行います。
100Wの白熱灯はペダルが相当重くなるので小さな子供には無理そうです。

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35Wの扇風機はよく回すことができました。
これぐらいの家電製品なら小さな子供でも発電できそうです。

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検証実験に基づいて発電機とノートPCを中継するI/Fユニットと発電量表示プログラムを製作しました。

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工場でテストランニングを行いプログラムを修正していきます。

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自転車発電機の前脚に車輪を追加して運び易くしています。
使用する時は前脚をゴムの台に乗せて転がらないようにしています。

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キャリングケースに収納する機器を採寸して緩衝材の寸法や配置を検討します。

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採寸に基づいて製作した緩衝材をキャリングケースに入れて検証します。

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