岡山市水道記念館

岡山市水道記念館

20258月10日、岡山市北区にある岡山市水道記念館に行ってきました。

記念館は三野浄水場構内にあり、建物は文化庁の登録有形文化財に指定されています。


館内へ入ってすぐのところに、「アドベンチャーツアー1_水の旅」と題したゾーンがあります。柱上部の丸いスクリーンには、動く水紋のような模様が投影されています。

「水の旅」です。左手奥のタッチパネルで「水キャラクター」を作成すると、そのキャラクターが巨大なスクリーンに放出され、各演出が始まります。

好きなパーツを組み合わせて水キャラクターを作成します。

正面の大きなスクリーンに、水キャラクターが雲から雨として降ってきます。田畑で利用されつつ川へ流れ込み、浄水場へ取り込まれます。

浄水場では、水の汚れを取り除くミニゲームが発生します。こののち、浄水場から各家庭へ水が配られ、下水が川や海へ放出され、ふたたび雲となる演出で水の循環を表現しています。

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このスクリーンでは他にも、水道に関するクイズや、塩素スプレーでバイキンを倒すゲームなどのコンテンツが体験できます。

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次のゾーンへの通路です。水道管のイメージでしょうか?ワクワク感があります。

「アドベンチャーツアー2_水道の歴史探検」ゾーンです。

「水道博士とめぐる歴史年表」です。岡山市水道の敷設に至る経緯から事業の進行、耐震化や今後の維持管理などが、以前使われていた設備とともに紹介されています。

岡山市や水道関連に限らず、近代の歴史的なできごとが分かる“けんけんぱ”です。記載事項の位置は壁側の年表と対応しているようです。

年表の下部には、回転する解説パネルや、ボタンを押して覗き込むスコープ型のアイテムなど、文字ばかりで飽きさせない工夫がされています。

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「浄水場アドベンチャーツアー」潜水艇に乗って浄水場の中を探検するという設定の映像作品です。

「博士の辞典① 地震に強い水道管」地震が起こっても破損したり折れたりしづらい水道管についての紹介です。辞典型の什器が面白いです。

「博士の辞典② 災害時の応急給水」災害などで断水したときに行われる応急給水の紹介です。応急給水タンクにつなげて水を配る給水スタンドの実物が展示されています。

「くらしを支える水道局」水道管の点検などを含む維持管理、水質の監視など、水道局が行っている仕事の紹介です。右手の大きな円は、直径5mの日本最大の上水道管の大きさだそうです。

フォトブースです。水道管を通り抜けているような写真も撮れるようです。

フラッシュをたいて撮影すると、いつもは見えていない絵柄が映ります。

「お仕事テーブル」ゲームなどを通して、水道局のお仕事に触れてみることができます。

三野浄水場のジオラマとともに、ここで行われている水質検査や、取水口の違いによる上水の作り方の違いなどが紹介されています。

「漏水発見ゲーム」ヘッドホンから流れてくる水道管の音を聞き分け、漏水箇所を見つけ出します。環境音混じりの音源もあって、漏水箇所を見つける難しさが体験できました。

「水道管接続ゲーム」赤色または青色の水道管をスタートからゴールまでひとつなぎにするスライドパズルです。

「ミライコネクト」水道管を取り換えるゲームやリズムゲームなどで遊べます。操作は装置の前に立ってジェスチャーで行います。

「アドベンチャーツアー3_飲み水の起源探索」ゾーンです。

「魔法の蛇口」です。空中に浮かんだ蛇口から壺に向かって、絶えず水が流れ続けています。

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「ポンプアップウォーター」水をくみ上げる4種類の方法を体験できます。くみ上げられた水は中央の容器に溜まり、一定量を超えると鹿威しのように傾いて排水されます。

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「アルキメデスポンプ」軸にらせん状のホースが巻き付いており、ホースの下端は水に浸かるようになっています。ペダルを交互に踏むと、軸が回転し、水がくみ上げられます。

「ピストンポンプ」ハンドルを持って上下に動かすとピストンが上下し、ピストンに備え付けられている逆流防止弁の働きによって水がくみ上げられます。

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「竜骨車」ハンドルを回すと、通路の中をひと回り小さい板が通ります。通路の下端は水に浸かっており、板に押し上げられて水がくみ上げられます。

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「揚水車」車輪形状の外周に、水の入るマスが付いています。ペダルを漕ぐと揚水車が回り、下を通ったマスに水が溜まり、上部では傾いて水がこぼれ落ちるようになっています。

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「旭川ダム探索」ダムのジオラマとともに、ダムの役割や周辺の生態系について紹介されています。什器の下部には引き出し形状の解説パネルがあります。

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壁側のパネルでは、旭川上流の森林のことや、旭川の珍しい動物も紹介されています。こちらは一見水槽に見えますが、水槽の映像を映したモニターが埋め込まれています。

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「沈でんのしくみ」「ろ過のしくみ」液体で満たされた水槽に、水の汚れをイメージしたパーツが入っています。

「沈でんのしくみ」は、小さくて軽い粒と大きくて重い粒が入っています。水槽を逆さにすると重い粒は早く、軽い粒はゆっくり沈んでいく様子を観察できます。

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「ろ過のしくみ」には大きさの違う4種類のボールが入っていて、目の大きさが違う網を通り抜けるたびに大きな粒から漉しとられていく様子がわかります。

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記念館の周囲にも、かつて使われていた大きな水道管や、登録有形文化財の旧動力室煙突(現在は非常用ディーゼルエンジンの排気塔)があり、見ごたえがあります。

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