
Exploratorium(米・サンフランシスコ) (2/4)
2020年2月、アメリカ サンフランシスコのExproratoriumへ行ってきました。
Exproratoriumは1969年からハンズオンという体験型・参加型展示を数多く開発し、日本の科学館にも大きな影響を与えました。
フランク・オッペンハイマー(原爆の父ロバート・オッペンハイマーの弟)により設立された
「科学、芸術、そして人間の知覚のミュージアム」(Museum of science,art and human perception)です。
このページ(2/4)はTinkeringエリアの展示を紹介します。
これは「Square wheel」 四角い車輪です。
車輪が四角くても道が丁度いい形をしていれば、ころがることができます。
これは「スピンディスク」(キャプション不明)です。回転する円盤の上にディスクを転がすと、予想外な動きをします(円盤の回転に合わせて左右に繰り返し転がります)。
これは「Gyroscope」 ジャイロスコープです。
円盤を回転させた後、キャスターのついた什器ごと動かそうとすると抵抗を感じます。円盤が止まっているときと比べてどうかわるでしょうか。中心にあるおもりを移動させるとバランスが変わります。
これは「A different kind of dissy」違う種類のめまいの装置です。
イスに座ってスイッチを押すと椅子が回転します。一定時間で回転が止まります。
回転していると段々回転に慣れます。回転が止まったときに回っているように感じるのは三半規管が回転の動きに対応した時に起こります。頭の位置を変えると違う回転のめまいを感じます。
これは「Finding balance」 重心を探してみようです。
バールを両手で持ち、手を少しずつ中心にスライドさせると自然と重心の位置が見つかります。
これはMagnetic domains 磁区です。
磁気フィルム内の磁気領域の変化を確認する装置です。磁石をゆっくり回転させ磁気フィルムのパターンの変化を観察します。コンピュータは磁気フィルムを用いてデータを保存し、磁気ディス机上の磁極を磁石で上下には反転させることで情報を書き込みます。
これは「Moving Magnets」動く磁石の装置です。
これは「Flywheel Generator」フライホイール発電機です。
大きいフライホイールを採用しているので安定した発電ができます。
これはcircular deformations グルグル回る錯視です。
回転しているだけなので、図柄のゆがみや、回転していない箇所まで回転しているように錯覚します。
これはSpinning Object回転する物体の装置です。
発光する線が回転する装置。つまみを回すと回転速度が変化します。
館内にTinkering Studioというワークショップを体験出来るコーナーがあります。
装置を通しての体験だけではなく、実際に作ってみることで得られる体験・教育の在り方について模索している場です。
これはスタジオ内の「Drawing with Code」プログラミングで絵を描くワークショップです。
TurtleArtというプラットフォームを使いプログラミングし、亀形のロボットを使い幾何学的な絵をかきます。
これはスタジオ内の「Cranky Contraptions」カラクリワークショップです。木片や針金・紙などをつかってクランクなどの機構で動きのある立体作品を作ります。
これはスタジオ内の「Animation Station」こまどりアニメをつくるワークショップです。
撮影スイッチを押すと上からカメラで撮影ができ、簡単にこまどりアニメをつくることができます。
これはスタジオ内の「Circuit Boards」電子回路のワークショップです。
木片に1つの電子パーツがついていて、電線でつないで回路を作ります。通電しているか・機能しているかがわかりやすく、作りながら電子工作を学ぶことができます。
これは「Shadow kaleidoscope」影の万華鏡ワークショップです。
ちTinkering Studioのワークショップの1つ。上部から照明が当てられ、透明アクリルの上にモノを置くと影が落ち、鏡に映って万華鏡になります。鏡の角度が返られたり。面白い影をつくるアイテムがそろっていたり透明の円盤を回転させられるなど工夫がされています。予想外に美しい影ができて驚きました。
これはスタジオ内のワークショップの自動販売機です。
ワークショップキットを購入して持ち帰ることができます。
Tikeringでは原理を応用して試行錯誤しながら新しい展示をつくる試みがされています。さまざまなアーティストの作品を触ったり動かしたりしてインスピレーションを得ることができます。
Rolling Through the bey 44年間かけて作られた作品
これは「Automata」カラクリ作品です。
ハンドルを回すと人形が動きます。段ボール、木材、金属など様々な材料を使ってカラクリを作るアイデアになります。
Automata-Lion tamer
これは「Oscylinder Scope50」オスシリンダースコープです。
白黒の縞模様のドラムを回転させてギターの弦を弾くと、弦が特有の波模様(振動)で揺れることを観察できます。ドラムがストロボのような働きをし一種の残像効果が起こっています。
これは「a drop to drink」一滴の飲み水の装置です。
小さい家のミニチュアの中で水道から水が滴ります。赤いハンドルを使い、液晶画面に拡大して映し出された手元を見ながら水を汲みます。自分が人形のように小さくなった時に自然現象は違う感じられ方をします。
これは「Sliding friction oscillator」調和振動子における滑り摩擦の装置です。
それぞれ正転逆転する2つの回転盤の上に棒が置いてあります。スタートスイッチを押すと回転盤が回転し、棒が左右に移動します。右側に寄りすぎると摩擦力が働き左へ動き、左に寄りすぎると右へと揺らぎ次第に規則的な往復運動をします。
見学時にちょうど元エンジニア/ボランティアの装置開発者が新しい装置を完成し、動作テスト(来館者がどのように装置に触れるか、理解するか)をしていました。
これは「Pedal Generator」ペダル発電機です。
足踏みミシンのはずみ車を利用して発電ができます。どれだけ発電ができるでしょうか。
これは「Uroborus」ウロボロス装置です。
スイッチを入れると装置自身が正転反転のスイッチを入れ動き続けます。
これは「speedometer」スピードメーターです。
手前のハンドルを回転させると磁石が回転します。奥に磁石のついた回転子が付いており、磁性につられて一緒に回転します。回転子に触れずに手前のハンドルの回転スピードを読むことができます。
これは「Hand cranked generator」手回し発電機です。
充電したのちスイッチを入れるとブザーが鳴ります。
これは強力磁石(キャプション見当たらず)です。
強い磁石が向き合っておりワッシャーをつないで磁界を見ることができます。
これはAM Radio AMラジオです。
スイッチを入れ、チューナーを合わせるとラジオをきくができます。普段中身を考えることがなかなかないですが、アンテナや機械要素で電波を受信できます。
アンテナ
これは「edd currents」渦電流の装置です。
上の差し小口からアルミの円盤を差し込むと自由落下するはずですがなぜかゆっくり落ちます。差し込み口の両側にある磁石で渦電流ができるので落下に対して反発する力が働きます。このとき、円盤の形状は渦電流に関係するのでしょうか。
これは「Hysteresis motor」ヒステリシスモータです。
ローターに保磁力の低いリング状の磁鋼を使用し、回転磁界に同期して回転する同期モータの一種です。現在ではあまり用いられませんが、磁気記録用テープの駆動など、歴史的には重要な役割を果たしました。
これは「Hand battery」てのひら電池です。
天板の銅板、アルミ板を触れた時に人体を伝って電気が流れます。どの組合せだと電気が発生するでしょうか。
これは「Finger tingler」指先がぞくっとする装置です。
左ての指2本をプレートにおき、右手で発電機をまわすと指に弱い電気ショックを感じます。
これは「Circuit workbench」回路作業盤です。
左側が簡単な回路(懐中電灯の回路)、中央(調光照明の回路)右側が難しい回路(単独調光照明の回路)をパズルのように線をつないで回路づくりに挑戦できます。
これは「Magnetic pendulums」磁気ペンデュラムです。
線を上-上、下-下でつないで片側のコイルを動かすと電気が発生し反対側のコイルが同じように揺れます。
線を上-下、下-上でつないで片側のコイルを動かすと反対側のコイルが逆にゆれます
これはgenerator effect電磁誘導の装置です。
回転させたコイルを磁界に入れると電磁誘導が起こります。
これは「glow discharge tube」グロー放電管です。
電気をおびた空気が磁石に反応して映しい輝きを放ちます。
これは「Jumping the Gap」スキマを飛び越える装置です。
ヘッドホンを装着しパドルをコイルの1つの横に置きます。2つのコイルを触れさせずに近づけたり離したりするとノイズが聞こえます。
これは「magnetic suction」電磁石の磁力をつかった装置です。
スイッチ(Start current)を押すと電流が流れ、電磁力が発生します。下記が体験できます。
①棒状のコイルを引き抜いて磁力を体験、②ピンボールフリッパーが動く、③ドアベルが鳴る
これは「Communicationing coils」通信コイルです。
2つのコイルは接続されていませんが、一方に電気が流れるともう一方に電気が流れます。
スイッチを押し続けるとライトが一瞬点滅します。
これは「Electric Ballet」静電気の弾丸装置です。
布でプラスチックの板をこすると、板に乗っている木くずが飛び跳ねたり向きを変えたりします。
これは「Charge and Carry」充電して持ち運べる装置です。
金属の円盤と持ち手が一体になったもの(金属ディスク)を持ち上げ、天板のプラスチックを布でこすります。金属ディスクをもとの位置に戻し、金属部分にふれてみると静電気の衝撃を感じます。
同様にして金属ディスクを置いたのち再度持ち上げた状態で触れるとどうなるでしょうか。(再度静電気が流れます)
これはa dance of opposites正反対(の電荷)で踊る装置です。
電荷の移動により小さい発泡球が踊ります。
丸い銅板を指で触って荷電を減らします。そして銅板の板の下の鉄板に小さな発泡スチロールの破片を4-5個入れます。パドルをウールのクッションの上で力強くこすり銅板の上に数秒置いてからクッションに戻すと発泡球が動きます。
これはElectric flame電での火花を起こす装置です。
スタートスイッチを押すと電極球の間で放電されます。
これは「Beam Bender」です。
磁界のなかで電子を飛ばします
これは「Photoelectricity」光電気の装置です。
光が物質に当たることで、物質の表面から電子が飛び出して電気エネルギーが生成されることを観察できます。
これは「Phototube」光電管の装置です。
光を感知して電気信号に変換する真空管の一種。特定の色の光だけが金属表面から電荷を除去できます。赤色のカラーフィルムを通した光では電流が発生しなくなります。
これは「jacob’s ladder」ヤコブのはしごです。
装置の中には鉄の柱が2本立っています。この柱は上に行くにしたがって少しずつ離れています。ハンドルを回転させると柱の間に高電圧の放電が走り上昇していきます。
「ヤコブのはしご」という名称は,柱の間を光が上昇していく様子から,旧約聖書にあるヤコブが夢で見た天使が天まで昇っていくはしご(階段)をイメージして名付けられました。
これは「Differential」差動装置です。
差動装置で接続された2つの車輪を異なる速度で回転させることができるでしょうか。
自動車が曲がる時、内輪と外輪の速度差を機械的に実現させる差動装置として使われています。
これは「Bicycle Wheel Gyro」自転車ホイールのジャイロ装置です。
タイヤを回転させハンドルを持ち回転いすに座ります。ジャイロを傾けると回転いすごと体が回ります。
同様にハンドルを水平にした状態でタイヤを回し、手を放すと片側のチェーンのみで吊られてアンバランスなはずなのに水平を保とうとします。
これは遠心力の装置(キャプション不明)です。
複数の重心から離れた位置に重りが付いたホイールがあります。ホイールを2つ並べてころがすことができます。さて同じ重さの錘がついていたらどの位置についている方が速く転がるでしょうか。
これは「shue tester」靴試験機です。
1933-1945まで実際に使われていた靴の耐久試験器です。スタートスイッチを押すと回転し徒歩で着地した状態を繰り返しテストすることができます。
これは「Synchrony」共振装置です。
正面の隙間からメトロノームをそれぞれ違うタイミングで揺らすことができます。天井から吊られた板の上の3つのメトロノームは次第に同じ振り方をするようになります。(拍子は合わせておく)
これは「Vibration Patterns」 振動が作る形の装置です。
床から立ち上がった太い針金が天板の穴から出ています。針金の先端は球状になっていて周囲の光を反射します。弾くと振動し、先端の光が軌跡を描いて模様をつくります。
これは「Exhibit Development Shop」施設内の装置工房の様子です。
Exploratoriumは館内に工房があり、新しい装置の製作やメンテナンス、修理などを一貫しています。装置を作っている様子も外から見学できます。
これは「a sip of conflict」葛藤のひと口の装置です。
飲み水として飲める噴水でとてもきれいですが、トイレから吹き上がる水をのむことはできるでしょうか。



























































