綾部市天文館 パオ

綾部市天文館 パオ

202565日、京都府綾部市にある綾部市天文館パオに行ってきました。


展示室の入り口正面にある、「宇宙からの贈り物」です。さまざまな隕石が、採取場所の情報とともに展示されています。

重さ93kgあるというギベオン隕石に触ることもできます。

これは「宇宙へ飛び出せ!」です。「悪の人工惑星に囚われた王女さまを、スペースシップに乗って助けに行く」というストーリーの体験ゲームです。

コーナーの中に入ると、大きなスクリーンと

操縦席で臨場感ある体験ができます。操縦席にはビーム砲の照準を操作するコントローラーつきです。

「ミニ・プラネタリウム」です。ドーム状のスクリーンが斜めに差し掛かるように設置されています。操作パネルから「星空シミュレーター」や「惑星シミュレーター」を選び、映像を投影できます。

星空シミュレーターでは、季節ごとの星空解説や日時を指定した星空の様子を見ることができます。

「星をつかもう」です。什器には四角くくり抜いたような空洞が有り、内部に空中に浮かぶように星の映像が投影されます。

スイッチを押すと、惑星の映像が投影され、その惑星についての解説音声が流れます。
ほんとうに触れられそうですが虚像です。

「星占いと星座の世界」です。誕生日を入力して星占いをしたり、星座にまつわる話を読んだりできます。

随所にボール転がしゲームなど、

自分で手を動かして体験できるアイテムが置かれています。

「太陽観測」です。左側は日食の録画映像、右側は太陽の全面や拡大したところの録画映像が流れています。

「地球の歴史を知ろう!」です。自転車を使った手づくりの装置のようです。

自転車をこぐと発電され、ハンドルの前に設置された円盤が回転します。円盤には地球誕生から現在までの生物史が円グラフで表現されており、地球における人類の歴史はとても短いことを体感できます。

「望遠鏡の歴史と東西の天文学」です。スイッチを押すと、「望遠鏡の歴史」または「東西の天文学」いずれかの番組を観ることができます。

天井にプテラノドンの化石の模型が吊るされていました。

「スペースサイクリング」です。手元のタッチパネルでルートを選んで自転車を漕ぐと、宇宙空間を進んでいくような映像が楽しめます。

「宇宙の不思議Q&A」です。モニターで出題される問題に、手元のA,B,Cボタンで解答します。

「宇宙の体重計」です。自分の体重を計測し、太陽系の別の惑星に行ったら体重がどう変わるかをシミュレーションできます。

3階の観望室には、口径95センチの望遠鏡があり実際に動かしていただけました。
ドーム屋根や大きな望遠鏡が動く様子は迫力があります。
この日は太陽や、ふたご座の一等星ポルックスが観測できました。

大きな星座盤です。ミニ・プラネタリウムができるまでは星座の解説に使われていたそう。

館内に入ってすぐ、展示室の手前のホワイエには、図鑑や宇宙関連の書籍などがたくさん並んだスペースや

工作が楽しめるコーナー

館の職員さんや、地域の方の作品が展示されたコーナーなど

天文分野に限らず、科学やものづくりを通した交流の場になっているようです。

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