高知みらい科学館

高知みらい科学館

2024年8月13日、高知県高知市にある「高知みらい科学館」へ行ってきました。

1から4階が大きな図書館になっている施設『オーテピア』の5階です。


エントランスからすぐの所にプラネタリウムの出入口があります。

エレベーターホールのガラス窓には、偏光板を使ったアートが飾られていました。地元の中高一貫校の美術部の力作のようです。

展示エリア入り口です。

この日は「企画展 高知のサンゴをカガクする」も開催されていました。

サンゴの分類や、ライフサイクルについての解説です。

サンゴの産卵や食事についての解説です。共生関係にある褐虫藻を顕微鏡で見られます。

宝石サンゴのコーナーです。高知で採れるサンゴは赤色のバリエーションが豊富で、加工技術は世界最高レベルだそうです。

サンゴの化石、すべて高知県産です。古くは4億3000万年前(古生代)のものもあります。

サンゴの骨格標本を触ったり、虫眼鏡で拡大して見たりできます。

サンゴが死滅する環境要因や、サンゴの食害を起こすオニヒトデなどへの対策の展示です。

県下にある黒潮生物研究所が世界で初めて成功した、サンゴの完全養殖についてのパネルです。

「海中散歩」です。高知県沿岸にみられる代表的なサンゴ群集の映像が足元に投影されていて、海の中を散歩する気分が味わえます。

ここから常設展示です。県下に生息する動物の標本が展示されています。

鳥類や海の生き物の標本です。

展示室に併設の「サイエンススクエア」では、サイエンスショーが始まるところでした。

外来生物の標本です。いちばん奥に見える若いヒョウの剥製には、戦争にまつわるエピソードがあります。気になる方は「ヒョウのハチ」で調べてみてください。

「さわって当てよう~手で見て、指で読む~」です。点字やその読み方解説の展示が上にあります。

下は箱に手だけ入れて、中身が何かを探りあてるゲームです。箱の一部にはマジックミラーの窓があり、箱の下のスイッチを押すと内部が明るくなり中身が見えるようになっています。

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「速くなる歯車と遅くなる歯車」です。手でツマミを回して軸を回転させ、いくつかの歯車を経由したあとの軸の回転速度と見比べます。比較する2本の軸には軸と平行に縞模様がついているので、回転する様子がわかりやすくなっています。

「ジャイロ~ふしぎな力~」です。車輪を回してから両手でハンドルを持ち、座面が回転するイスに座ります。車輪をナナメに傾けると、体がイスごと回転します。

「15個のふりこ」です。少しずつ長さの異なる15個のふりこをいっせいに揺らすと、ウェーブ状にずれ始め、バラバラになったように見えたり複数のウェーブに見えたりしながら、やがて1列に戻ります。

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「自転車のひみつ」です。自転車のギアを切り替えたときに起こることを説明しています。

ハンドル直結の歯車の歯数は一定で、チェーンで繋がったタイヤ側の歯車数が2倍、等倍、1/2倍のときのタイヤの回転数(タイヤ1回転ごとにベルが鳴る)や、ハンドルの重さを比較できます。

「滑車エレベーター」です。カゴ型のイスの上にロープが繋がっており、頭上で滑車を通ってカゴの前に垂れています。イスに座り、ロープを下に引っ張ると、滑車の作用により自分の体が持ち上げられるものがあります。

「てこの原理」です。頭上に緑色のバーが渡されていて、片側には20kgの重りが、支点を挟んで反対側には、支点~重り間の距離の1/2~4倍の距離の位置にロープが吊るされています。どの位置のロープを引くと、最も軽い力で持ち上がるか試します。

地元の中学生が職場体験学習で、展示の理解を深めるクイズを作成したようです。

「錯視ギャラリー」です。鳥の顔が動いて見える錯視、とぐろを巻いた蛇が回っているように見える錯視などが展示されています。

「くるくるアニメ」です。少しずつポーズの違う人形が並んだ筒を回転させ、筒の側面に開いたスリットから覗くと、人形が動いているかのように見えます。

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「つめた~い!?」です。金属、木、石など、熱伝導率が異なる素材を触ったときの体感温度の違いを体験します。

「恐竜のシルエット」です。一見何の形か分かりませんが、ある2点から光を当てると、それぞれ別の恐竜のシルエットが現れます。

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「セミのぬけがら」です。県下に生息するセミのぬけがらと、セミ種の見分け方がyes/no形式で分かるようになっています。

においに関する展示です。身近なもののにおい分子の構造や、ヒトがにおいを感じるメカニズムが説明されており、実際にそのにおいを嗅ぐこともできます。

「NIMS 動画 de 周期表」です。周期表の元素記号をタッチすると、その元素を使った実験の動画を見ることができるタブレットです。

「金属・合金」です。身のまわりの金属製品とともに、製品の材料となる金属や合金の元素記号が展示されています。

「プラスチック」です。身のまわりのプラスチック製品に、製品の材料となるプラスチックの種類、炭素や水素など含まれている元素の記号が添えられています。化学を生活に身近な視点で見せる姿勢が徹底されています。

「地面の下を調べよう 地層はぎとり」です。地層を接着剤や布を使ってはぎとり、持ち帰って詳しく観察・分析できるようにしたものです。

「仁淀川~川底のカラフル~」「地面の下を調べよう ボーリング」です。前者は、一級河川・仁淀川の川底の石を通して、流域にある4つの地質帯について学べます。

ボーリングの展示は、科学館が入っている建物を建設する際の調査をもとに分かったことの解説のほか、サンプルを実際に観察することもできます。

「高知にさわろう」です。四国・高知の陸と海、南海トラフの位置や高低差を、手で触ってたしかめられます。

「デジタル地球儀」です。隣のタッチパネルと連動して、地球儀ごとに「現在の地球」、準リアルタイムの「雲と天気」、「地震と津波」の映像を写すことができます。地球儀を回すように操作して、日本周辺以外の地域も表示できます。

「地球情報コーナー」です。大雨災害、地震、海底の地質調査など、地学分野に相当するようなトピックのパネル展示です。

高知工業高等専門学校 吾川木星電波観測所を紹介する装置です。各ボタンを押すと、対応する解説画像・映像が見られます。

隕石についての展示です。左の画面で隕石についての解説を読めるほか、石鉄隕石に実際に触ることができます。

「雲の種類をみてみようー10種雲形ー」です。下のパネルで選択した雲の写真と解説が上のモニターに表示されます。写真の撮影場所はここ、高知みらい科学館だそうです。

「電気をつくろう 手まわし発電」です。ハンドルを回すと発電され、扇風機やラジオを駆動させることができます。動画は扇風機を動かしています。

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「電気をつくろう 手のひら発電」です。電流計とつながった異種金属を片手ずつで触ると、人体を介して回路が閉じ、電流が発生します。乾電池などの化学電池のしくみを体験できます。

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「電気をつくろう 足ふみ発電」です。圧力を電気に変える圧電素子のパッドの上で足踏みすると、足がついた直後だけ星形のLEDが光ります。

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「電磁石フィッシング」です。中央のターンテーブルには、鉄球、木の球、プラスチック球が転がっています。釣り竿の先に電磁石がついていて、ハンドル側の赤いボタンを押している間だけ通電し磁石になります。この釣り竿を上手く操作して、時間内に手元のスペースに鉄球を集めます。

「パイプフォン」です。長さの違うパイプの開口端を叩くと、その長さに応じた音程の音が鳴ります。このパイプを叩く道具が、各地の館でかなり違うのですが、ここでは緑のスリッパが採用されていました。いい音が鳴ります。

「ミュージックツリー」です。らせん階段状に取り付けられた木琴に木のボールを転がすと、音楽が流れます。

楽器の展示です。トライアングル、クラベスといった打楽器で「響く音」が出る条件を解説するほか、レインスティック、バードコール、オーシャンドラムと、自然の音を模したマイナー楽器も。楽器演奏が趣味のスタッフさんがいそうです。

「ふしぎな鏡 万華鏡」です。万華鏡に使われている三角形の合わせ鏡の内部に入ることができます。自分が何人いるかは、もはや数え切れません。

「ふしぎな鏡 でこぼこミラー」です。凹面鏡、凸面鏡にそれぞれ自分の姿を映して、「太って(拡大されて)見える」「広い範囲が見える」など、鏡の形状による見え方の違いを体験します。

「ふしぎな鏡 あくしゅミラー」です。上下、左右が反対に映る半球凹面鏡に手を差し出すと、鏡像と手のひら同士が向かい合う形になるため、握手しようとしているように見えます。

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鏡を使ったふしぎなアートです。片側から見ると、ガラスケースの中に試験管立てがあって、試験管に入った土から植物の芽が出ているように見えます。

反対側から見ると、同じガラスケースの中で色とりどりの花が咲き誇っています。

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「光のパレット」「光のテーブル」が設置された什器です。上部に「光のパレット」のRGBライトがついています。

「光のパレット」です。光の3原色である赤、緑、青のボタンを押すと、対応する色のライトが奥の白い円に少しずつずれて照射されます。光の色が混ざったとき何色になるかの実験のほか、光を遮るとカラフルな影ができるのを観察できます。

「光のテーブル」です。ボタンを押すとテーブルの凹部奥から直進する光の線が出ます。この光の進路上に透明なブロックを置いて、ブロックの形状による光の通り抜け方の違いを実験します。

「高知の科学者たち」のコーナーです。こちらには“植物分類学の父”牧野富太郎、

“魚類分類学の父”田中茂穂、“地球科学の第一人者”寺田寅彦の紹介パネルや著書が展示されています。

裏面は“コメットハンター”関勉、江戸時代の天文暦学者であり からくり技師の細川半蔵の紹介展示です。

窓際では県下でみられる水生生物が水槽で生体展示されています。

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