ベルヌーイ実験装置(参考装置)

●演出概要

流体を研究したダニエル・ベルヌーイの名前にちなんだ装置で、
ベルヌーイの定理によって流体の中に球が安定して浮かぶことを
体験します。

球を送風によって浮上させると、流体に球が捕われて
送風の角度が傾いていても球は落ちずに浮く現象を利用して
「シュートゲーム」になっている場合が多いようです。

1.スタートスイッチを押すと送風を開始します。

2.球を浮かべます。

3.設定した時間が過ぎると送風を停止します。


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これは「あすたむらんど徳島」のベルヌーイ実験装置です。

駆動部の送風機でビーチボールを浮かせます。
客接部の送風ノズルの角度を調節して表現部のリングのゴールにシュートします。
リング(難易度)が3種類あるのでゲーム性が高くなっています。
シュートしたビーチボールが床に落ちて転がらないようにゴールの下にかごが付いていて、機能性が
工夫されています。

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これは「とよた科学体験館」にあるベルヌーイ実験装置です。

送風口がラッパ状になっているので大きな球を浮かせることができます。
送風口は回転させて下に向けることもできます。

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これは越谷市科学技術体験センターにあるベルヌーイ実験装置です。
ビーチボールが床に落ちて転がらないように下にかごが付いていて、機能性が工夫されています。

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表現部の送風口が下を向いていますが、風が吹き出しているにも係わらず、吸い込まれているように球が浮かびます。
これは流体によって周囲より圧力が低くなっているところに球が捕われていることによって浮かんでいます。

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表現部のグラフィックには直接的な解説は無く、自分で試して考えてみるように促しています。

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これは橿原市子ども科学館にあるベルヌーイ実験装置です。

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表現部の送風口は球のサイズに合わせて大中小の3つになっています。
天板が窪んでいて球が落ちないように機能性が工夫されています。

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表現部の球には館のキャラクターが印刷されていて、意匠性が高められています。

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客接部のスイッチボックスに警告シールや角にクッションが貼られて安全性が高められています。

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これは国立科学博物館にあるベルヌーイ実験装置です。

駆動部の送風機でビーチボールを浮かせます。
客接部の送風ノズルの角度と風力を調節して表現部のリングのゴールにシュートします。
シュートしたビーチボールが床に落ちて転がらないようにゴールの下にかごが付いていて、機能性が工夫されています。

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カバーは吸気口を兼ねたエキスパンドメタルで駆動部の風を発生させているファンが見えるようになっていて意匠性が工夫されています。

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これは滋賀県立水環境科学館にあるベルヌーイ実験装置です。

送風の代わりに水流を用いているのが特徴です。

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流体が水でも風の場合と同様に球が流体に捕らわれて浮いています。

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これは「静岡科学館る・く・る」にあるベルヌーイ実験装置です。

客接部の送風口がジャバラ状になっていて向きを自由に変えられるようになっています。

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これは大阪市立科学館にあるベルヌーイ実験装置です。

駆動部の送風機でビーチボールを浮かせます。
客接部の送風ノズルの角度を調節して表現部のゴールにシュートします。

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シュートしたビーチボールが床に落ちて転がらないように左右に壁が設けられていたり、手前に
戻ってくるように天板に傾斜が付いていて、機能性が工夫されています。

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表現部のグラフィックには操作方法が表示されています。

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ビーチボールがむやみに飛び出さないように、客接部の送風口は前後方向にのみ動くようになっています。

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これは北九州児童文化科学館にあるベルヌーイ実験装置です。

3種類の送風口があるのが特徴です。

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客接部の手回しハンドルを回すと、回転数に応じて駆動部のファンが送風して表現部のビーチボールを
浮かせます。

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ビーチボールが送風口に戻るようにかごが付いていて、機能性が工夫されています。

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客接部の風量スイッチを押すと駆動部のファンが送風してスチロール球を浮かせます。
風量は強弱の調節ができます。
送風ノズルは引き出すとジャバラ状のホースになっていて自由に向きを変えて試すことができます。

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天板にも送風ノズルが設けられていて多人数で体験できるように機能性が工夫されています。
天板は窪んでいてスチロール球が落ちないように機能性が工夫されています。

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表現部のグラフィックに操作方法と「なぜ球が落ちないのか」の解説が表示されています。

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