011 ボディスキャナー装置(イベント用)

011 ボディスキャナー装置(イベント用)

外観:W約1,800×D約1,540×H約2,480

●演出概要(展示目的)

 ・ボディスキャナーをイメージしたイベント装置です。

●演出方法(展示方法)

1.待機状態

 ・天井の照明、扉の行灯、柱照明が点灯しています。

2.体験者がボディスキャナーの中に入って直立します。

3.係員が扉を閉めてスタートスイッチを押します。

 ・天井の照明、扉の行灯、柱照明が消灯します。

 ・床面の行灯が点灯します。

6.リングが下降します。

7.リングが下端に達すると再び上昇します。

 ・リングのLEDが点灯します。

 ・効果音がスピーカーから流れます。

8.リングが上端に達すると停止します。

 ・リングのLEDが消灯します。

 ・効果音が止まります。

 ・床面の行灯が消灯します。

9.待機状態に戻ります。

●演出結果(展示効果)

1.カメラで体験者の静止画を撮影します。

2.モニターに体験者の写真を加工した画像が映し出され、あたかも人体をスキャンしたように演出します。


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イベントで使われるボディスキャナーのような装置を開発することになりました。
要求仕様に基づいて検証実験を行ないます。
LEDだけではスキャナーのようなライン状の眩しい光にならないのでアクリル棒をレンズ代わりにして集光するようにしました。

全体でどれ位の光量があればよいか判断するためにLEDを何本も用意して明るさを検証しました。

設計した図面に基づいて金物を製作します。
上下するリングの部分は眩しさを強調する意匠性を高めるために鏡面仕上げにしました。

フレームはスチール角パイプで強度を確保します。

設計した図面に基づいて木工作を製作します。

工場にてメカの仮組立てを行ないます。

安全性を確保するために、リングを上下させる駆動モーターは丸ベルトで接続し、もしもリングに無理な力が掛かってもスリップするようにしています。

演出に基づいて製作したシステムコントローラーを接続します。

非常停止スイッチも用意し、緊急時には係員が手動で停止できるようにしました。

出来上がったメカと木工作を合体します。

工場にてテストランニングを行ないます。

動画を見る

上の扉の内側にはカメラとモニターが内蔵されています。
下の扉には体験者の顔を明るく照らすためのLEDが付いています。
扉の高さは体験者に合わせて調整することができます。

工場にてお客様の検査を受けて出荷します。

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