013 強化ガラスへの落球デモ機
外観:W約500×D約400×H約700
●演出概要(展示目的)
・スマートフォンやダブレット端末に使われる強化ガラスの強度を体感できる展示会用装置。
・強化ガラスへ鉄球を落とし割れないことが観察できる。
●演出方法(展示方法)
1.スタートボタンを押すと、電磁クラッチが切れ鉄球が落下します。
2.数秒後、モーターと電磁クラッチがONになり、鉄球を巻き上げます。
3.一定時間後、モーターのみ停止し、上部で待機状態になります。
●演出結果(展示効果)
1.ガラスの強度を効果的に示すことができます。
2.来場者がスイッチを押すと鉄球が落下するので、参加性があります。
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仕様にもとづき、機器を選定し制御回路を作成していきます。展示会用のため、コストをおさえ省スペース化するために、今回はマイコンを使用しました。
各設定値を後から変更できるように切替スイッチと可変ボリュームをつけています。
製作したコントローラーは、装置本体のステージ裏に設置します。マジックテープで取り外し出来るようにしています。
上部の巻取りドラム、電磁クッラッチ、モーター部を組み立てます。勢いよく落とすため、電磁クラッチを使用し、ドラムも樹脂で製作し軽量化しています。
下部の強化ガラス台とスタートボタンです。強化ガラス台は、透明アクリルで製作しています。テストを行うためダンボールを敷いています。本体カバー右は、メンテナンス扉になっています。
テストランニングを行い、微調整を行い問題がないか確認します。巻き上げ時、鉄球が大きく振れたので、最初だけ巻上速度を落としました。社内検査後、出荷します。