アピアランスケア


2023.05.01

親戚の叔母に会う機会があり、がんで治療していた時の話を聞く機会がありました。

叔母は放射線治療をした時の副作用で髪の毛が抜けたり、爪が変形したりしたため、

外に出て人に会う事が嫌になっていたそうです。

その話を病院の先生にすると病院内に設置されている「がん相談支援センター」を紹介されアピアランスケアということを知ったそうです。

日本人ががんで死亡する確率が男性は4人に1人、女性は6人に1人となっており、

一生のうちにがんと診断される確率は2人に1人もいるようです。

私もがん家系のため誰もがかかってしまう可能性があるなと思い、

もう少し詳しくアピアランスケアについて調べてみました。




アピアランスケアとは、

がん医療の進歩により治療を継続しながら社会生活を送る患者が増加している。

外見が変化することで他人と関わりを避けたくなり外出をすることも嫌になり、

今まで通りの生活がしにくくなる方のために、外見の変化による気持ちを和らげる

アピアランス(外見)のケアのことだそうです。

このようなリーフレットもありました。

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多くの企業もアピアランスケアに取り組んでいます。

〇資生堂ジャパン株式会社

https://corp.shiseido.com/slqm/jp/cm.html

〇グンゼ株式会社

 https://www.medicure-gunze.com/motto/index.html




他人事ではなく、いつ自分事になるかもしれませんので、このような取り組みがもっと進めば良いなと思いました。



村斎 嘉彦